2016年6月21日火曜日

第36話 交通局ってどんなとこ?

イエローとグリーン、この2色の色で思い浮かぶものってありますか?
あるとしたらそれはなんですか?

あるとしたら、それは…
鹿児島市交通局の交通局カラー!!
言われてみればこの色の市電って多いと思いませんか?


そんな鹿児島市内を走る市電が大集合する場所、それは…

鹿児島市交通局!


今の場所に移動して1年が経ち、徐々に今の場所に交通局があるという認識がついてきたのではないでしょうか。
でも…
交通局が今の場所に移動したことは知っていても、交通局自体の事は大してそんなに知らないもの…そこで→→→

今回はこれをご紹介!
交通局って実は“施設見学”が出来るんです!(これって知ってました?)
意外と知られていないこの話。
という事で~



交通局へ行ってみよう!!



交通局では事前の予約(電話)をすれば施設見学が出来ます。普段見る事のない市電のあれこれを見られるチャンスです!!

基本的に火・木・金の1030~と1430~行っているようで、所要時間は1時間程度。人数や他の曜日の希望などがある場合は相談次第らしいので気になる事がある方は直接相談してみるといいでしょう。



さて、施設見学のスタートは建物3階の資料展示室から。ちなみにここは施設見学の予約をしなくても普段から誰でも自由に見学できます。


この資料展示室には交通局の歴史や市電で使用されている物の展示などがあります。




この展示室はロケ―ションも良くて、天気のいい日は桜島も見える!市電が集合してる様子や隣ののどかな公園の様子など、なかなか見る事のない景色が広がっています。
そしてこれ!

このかごでんで記念撮影も出来ちゃいます!是非、この制服を身にまとってみて!


続いて向かったのは車両の整備工場。


こんなとこ見ることない!というような景色が広がっています。



そして、年に一度だったり、年に数回、さらにはめったにお目にかかれない市電もあります!
この広々とした整備工場で普段から安全運転の為に車両の点検など行っているんですね。
そしてこの整備工場で珍しい車両にお目にかかりました。
こちらです!!
芝刈り機!
電車の芝刈り機は世界的にも珍しいそうです!!
(芝刈り機は単独では動かせないので散水車などと組み合わせて動かすそうです)
この芝刈り機、普段からちゃんと運転されているのですが…
残念ながら運行時間は営業終了後の夜中なので普段からしょっちゅう見られるものではありません。しかも年に数回しか運行されていないらしい…。そんな芝刈り電車を私は一度だけ見た事があります!興奮しましたね!確かに営業時間外でした。


そしてラストを飾るのは…

市電の運転席体験試乗!!
市電の運転席に入って、座って、運転席のあれこれを触れます!
大人も子供も大興奮!!


そして…足元のペダルを踏んでびっくり!

アクセルじゃないんですよ、これが!それが何なのか実際体験してみて下さいね。





めったにないこの機会!
この体験をきっかけに「大きくなったら電車の運転手になる~!」という子供も出てくるのでは??


交通局の施設見学は大きく分けてこの3つでしょうか。
見ごたえ十分ですよ!

施設見学が終わったら交通局のグッズをお土産も見てみては。たくさんあります!!






そして!交通局のキャラクター“バスでん仮面”も見逃さないで!



夏休みは家族で交通局にワクワク体験に出かけるのも良さそうですね!!




最後に。
今後、市電はバリアフリー化に向けて低床電車しか作られなくなっていくそうです。なので今走っているそうじゃない市電は次第に減っていくかもしれません。一気にという事はないと思いますが気になる方は写真に納めておくと良いかもしれませんね!

2016年6月7日火曜日

第35話 岐阜で見つけた“鹿児島”


前回、岐阜県と鹿児島県の繋がりに欠かせない出来事と人物を紹介しました。今回は続編という感じでもう少しこの2県についての話を書こうと思います。



鹿児島県と岐阜県の姉妹県盟約が結ばれてから今年で45年。鹿児島県と岐阜県の交流は続いていますが…そんな中どんなものが形としてあるのでしょうか。

かつて「岐阜にある鹿児島を見たい!!」と思い、岐阜に行き、岐阜で見つけた“鹿児島”がありました。今日はそれをご紹介。
                                        


その① 治水神社

これは忘れてはいけないものですね~。
宝暦治水工事に命を捧げた薩摩義士を祀る神社です。
ここに薩摩義士の像があるのですが、その像が乗っている大きな石。これは桜島の溶岩なんだそうです!





その② 千本松原

およそ1キロにわたって松の木が植えられていると言われています。薩摩藩士が治水工事の完成直後に千本の苗を植えたものと伝えられ“千本松原”と呼ばれているそうです。





その③ 木曽三川

そもそものきっかけになった3つの川。木曽川、揖斐川、長良川です。たかが川かもしれませんが歴史が深いです。近くには木曽三川公園もあります。





その④ 薩摩カイコウズ街道


鹿児島と岐阜との友好の花、カイコウズ。姉妹県盟約20周年を記念して鹿児島県の県木であるカイコウズが植えられたとの事。およそ35キロにわたって花の道が続きます。

花の時期は時期は初夏から初秋にかけて。





その⑤ 円成寺(えんじょうじ)

13人の薩摩義士のお墓がある所です。境内にある他の墓石より一段高くするなど、手厚く葬っているそうです。




以上の他にもまだ何かあるかもしれませんが私がご紹介できるのはこの5つ。
鹿児島市内で宝暦治水の歴史を学んでから岐阜に行く…より感慨深く見えるのではないかと思います。

鹿児島市の観光ボランティアガイド(ぶらりまち歩き)さんに案内してもらってみてはいかがでしょうか?