春は桜が!夏はそうめん流しが!そして秋は紅葉が!冬は…?
四季を楽しめる公園、鹿児島市の慈眼寺公園。
読みは“じげんじ”と読みますが“じがんじ”とも言います。おそらく正しくは“じげんじ”だと思います(こう思う理由は後程…)。園内の案内版などにも“じげんじ”と書いてあります。
この公園は名前の通り、かつてはお寺があった場所。現在お寺はもうありませんが面影は今も残っています。
そもそも慈眼寺って?
慈眼寺は今から1400年ほど前に日羅によって開かれた寺と言われており、福昌寺の末寺として栄えた寺。
代々島津家の崇敬が厚く、特に家久(島津家18代目当主)父子は観音堂に再三訪れ、その信仰も厚く、歌を奉納。家久はこの地を褒め称えて、自分の号「法号:花舜琴月大居士慈眼院殿(何て読むんでしょうね?)」を取って自ら「慈眼寺」と名付けたと言われています。
しかし、明治の初めに廃仏毀釈によって寺は焼失。その後、稲荷神社が建てられました。
現在も石造りの仁王像が一部を失いつつも当時の惨状の名残を留めています。
と、慈眼寺公園内に書いてあります。
そんな慈眼寺があった所は、今では公園となり、地元の人たちの憩いの場となっています。遊歩道もあり、自然の中を気持ちよく歩けますよ!
夏はそうめん流しもやっていて、園内は緑が多く、小川も流れ、マイナスイオンなど自然がいっぱいです!
この夏、涼を求めにどうぞ慈眼寺公園へ☆