2015年12月20日日曜日

第21話 神話の町~霧島市のお薦めスポット~

         
お薦めスポット第3弾!
私目線のお薦め場所を紹介するコーナー。今回はこのブログで何度か名前を出している→→

“霧島市”


霧島市は温泉やお茶で有名な町です。鹿児島空港もあるので空の玄関口となっています。
そんな霧島市はやはり…

温泉!

あまりにもメジャーだし、数が多すぎるし、温泉の写真もないので温泉は敢えて触れません。


それでは参りましょう!お薦めスポット第3弾!霧島市!!





霧島神宮



このブログのレギュラーじゃないかというくらい登場しています。やっぱりここは外せないんじゃないでしょうか。霧島に行ったらここは行くでしょうね。
パワースポットとしても人気が高い霧島神宮はニニギノミコトを祀る古社。境内にある杉は御神木で樹齢800年と言われています。





鹿児島空港


飛行機出来たら、飛行機に乗るなら、絶対に降り立つでしょうこの場所!時間のない方も多いでしょうが、少し余裕を持って空港を歩くのも良いです。詳しくは第1話 空の玄関口「鹿児島空港」をご覧ください!霧島連山を眺めるのも忘れずに。





霧島温泉市場




霧島のお土産や鹿児島の食を味わえるレストランなどが入っています。温泉熱を利用して温泉卵やウィンナーなど蒸物も食べられるのですが、これが美味!足湯もあります。





丸尾滝



温泉が流れ落ちているという珍しい滝。水量も豊富で、時間帯によっては虹がかかることもあるそう。温泉市場からも近く行きやすい。





嘉例川駅&大隅横川駅



最近ブログにも書きました、この2つの駅。風情や歴史に感動することでしょう。
詳しくは第18話 100年を超える駅舎をご覧ください。





黒酢のつぼ畑


霧島市の福山という所で見られます。黒つぼがぎっしり並べられた風景はアートの様です。…気が良ければ雄大な桜島や錦江湾も眺められます。レストランで黒酢料理やソフトクリームを食べるのもオススメです!






一言に霧島市と言ってもとっても広い。次回霧島市を紹介する時は霧島市をエリアごとに分けてご紹介したいと思います!

2015年12月13日日曜日

第20話 水が湧き出る町~湧水町~


鹿児島にお住まいの方、鹿児島の水って結構自慢できるくらいおいしいと思いませんか?
少なくとも私はそう思っています。
そんな鹿児島には水にちなんだ素敵な名前の町がありまして…それがこちら!

湧水町!

タイトルの通り“湧き出る水”と書いて“湧水町”(ゆうすいちょう)と読みます。


この湧水町にすっごくキレイな水が湧き出ている所があるのですが、透明度は抜群!そして天気次第かもしれませんが、基本的に水の色はエメラルドグリーンです!


どこかと言いますと…

 
場所は意外と分かりやすく、湧水町の栗野駅を目指して行くと良いです。駅の裏にあります。栗野小学校や中学校、そして役場も良い目印になります。
そして、辿り着いたその先にあるのは…


丸池湧水!!

私の写真の腕は特に優れているわけではないのでこの程度の水色ですがそれでもこのキレイさです!


この丸池湧水で一日に湧き出る水の量はおよそ6万トン!“日本の名水百選”の一つにも選ばれています。ちなみに水路もあり、そこの小道は“せせらぎの道百選”に選ばれているので散策にもピッタリ!初夏になると、ホタルが観られる名所だそうです。水がキレイな証拠ですね!


敷地内には水汲み場もあるので容器があったら持って帰られますので興味のある方は容器を忘れずに。





そして、もう一つ。
今度は“疎水百選”に選ばれている場所があります。

筒羽野の疎水!!


丸池湧水ほどの知名度はありませんが同じく透明度は抜群でここも水の名所!



この疎水の源は竹中池というのですが、この写真を撮った時は、たまたま水を抜いていました。なので池の水量は少ないですが普段は結構な水量の池になります。結構深いです。


霧島山麓の水が湧きだす湧水町。空港からそう遠くありません。

観光地ですか?と聞かれると、決してYESとは答えられないかもしれませんが、でも、湧水を筆頭に、自然が美しく、空気もキレイ。雲海を見られるスポットもあります。そしてパラグライダーで空も飛べちゃう、そんな町、それが湧水町です☆


2015年11月29日日曜日

第19話 お茶の町のご当地グルメ~知覧~


頴娃、知覧、川辺の3町からなる、鹿児島市の南西に位置する南九州市。
お茶の産地でもあり、戦争を色濃く残しているところでもあります。そしてよく言われているのが“薩摩(鹿児島)の小京都”。武家屋敷が建ち並ぶその姿はとても風情があります。



そんな知覧には“といのずし”と言って知覧のご当時グルメがあります。家庭でも食べるような地元の人曰く、炊き込みご飯らしいです。
それは知覧のお店でも食べられます。お店によってスタイルが違うようですが数店舗“といのずし”がメニューにあるそうです。
“といのずし”はネットでも、問い合わせをしても、意外と情報がない…。
そんな中、私が行ったのは旬彩茶屋“和”。実は2回ほど行っています。何が良いかって言うと、古民家で風情があり、といのずしも食べられるという、武家屋敷が並ぶこの町にピッタリのお店です。“といのずし”の事で問い合わせをしてもここを薦められました。

このお店は知覧の商店街の裏にあります。鹿児島銀行の裏辺りです。お店の前に駐車場もあり、スペースは広いです。

店内は畳でテーブルが並んでいます。縁側に一組だけ椅子のテーブルがあります。


メニューも豊富でお茶で炊いたお米を食べられるランチがあったり、カフェメニューがあったり。ちなみにここのメンチカツは美味しいらしい。でも、まだ“といのずし”しか食べたことないですけどね。
ここの“といのずし”は雑炊スタイル。単品もあるし、セットもあります。
雑炊になった“といのずし”は小さくてかわいい鍋で登場!


お値段にして¥900。決して高いわけでもなく、まぁ、そんなもんでしょう。


食後にはコーヒーとチョコロールケーキのデザートも出てきます。

今からの寒い季節にピッタリのご当地グルメですね。


このお店の近くにお好み焼きがメインの小さなカフェがあるのですが…長屋に3店舗くらいお店が入った、決しておしゃれとは言えないけれど気になるお店。


とても小さいけど地元人もお茶飲みに来るんでしょうね。地元感がありました。
ここでたこ焼きを食して見る事に。


ウマい!!
熱々の大きいたこ焼きが10個で¥500。小腹がすいた時にピッタリ。意外とお腹も満たされます。





知覧は戦争時代の特攻基地があった場所。


平和公園があり、その中には特攻平和会館もあります。いつもたくさんの人が訪れますが休日や旅行シーズンともなれば特にそうです。


その特攻平和公園の近く(敷地は同じかな)にお土産屋さんやレストランなどが集合しているエリアがあります。

バスが駐車できるような広いところです。目印はコレ。



知覧だけにお茶です。これ面白いですよね。
そのエリアの中にパン屋さんがあるのですが…


「ちゃらり」ではなく「さらり」です笑。
ここのパンが美味しいらしい!
お昼過ぎに入ってみたら…ほとんど売り切れ。おいしさが証明されていますね。




遠いようで意外と近い知覧。意外な事に食に関する事で気になるお店がいくつかあります。
アフタヌーンティーを楽しめる紅茶のお店や武家屋敷群の中の小さなお店や知覧茶イダーなどなど。




行けた際にはまた新たな食情報をお届けできたらいいなと思います☆


2015年11月22日日曜日

第18話 100年を超える駅舎~嘉例川駅・大隅横川駅~


今から100年以上前、2つの駅が開業しました。
嘉例川(かれいがわ)駅と大隅横川(おおすみよこがわ)駅。


どちらも1903年(明治36年)1月15日に開業。


今年112歳になり、年が明けると113歳になります。
国の有形文化財にも登録されている、風情があってどこか懐かしい、そんな駅たちです。


開業100周年を機に知名度がグッと上がったような気がします。今ではこの無人駅にたくさんの人が訪れるようになりました。

1903年(明治36年)に営業を開始したこの両駅は、観光列車「はやとの風」を始め、今でも列車が停まる駅として使われ続けています。
この観光列車「はやとの風」は車体が黒色なのですが、両駅の木造駅舎前に停まる姿は蒸気機関車が停まっているような、そんな風景を描き出してくれます。






【嘉例川駅】




鹿児島空港にほど近い、霧島市の隼人町に嘉例川駅があります。
空港に近いということもあってか、いつ行っても人がいる、それくらい人気のスポットです。なので無人駅とはいえ、賑わう事も多い…
駅舎前はバスも停まる事が出来るくらい広々としているので車も数台は停められます。



ですが、ちょっと歩いた所に広い駐車場があります。それくらい人が来るって事なんですね。その駐車場、前はなかったので最近出来たんだと思います。ちなみに駅の横(敷地は同じかな)には小さい公園もあります。


嘉例川駅では休日のみだと思いますが駅弁を買えます。「はやとの風」に乗る方は前もって予約が必要になるので買いたい方は要注意ですね。








【大隅横川駅】



同じく霧島市。横川というところにあります。立地の関係だと思いますが嘉例川に比べると比較的落ち着いています。
でも風情は同じ。嘉例川駅と同じくらいの感動があります。

ここ大隅横川駅には嘉例川駅にはない物があります。それはコレです。


この場所で戦争時代を生き抜いてきた証拠ですね。世界平和を願う駅でもあるわけです。



大隅横川駅も広い敷地でバス停もあるし、広い駐車もあります。
ちなみにこんな自動販売機がありました。茶色です。景観を考えて茶色にしたんでしょうね。しかもすっぽりハマってる…


月2回ほどイベントをやっているようですね。「ぽっぽ市」だなんてかわいいネーミングです。







100年以上この場所に立ち続け(敢えて立つにしています)、戦争時代を含め、歴史を見続けて来たんだなと思うと本当に感慨深くなり、感動します。そして神社を訪れる様な感覚で心も落ち着く、そんな駅たちです。






※駅舎前に車を停めるのはやめましょう!!「駐車禁止」ともちゃんと書いてあります。駅舎の写真を撮りたい人はたくさんいます。駅舎の写真を撮る時に車が写り込んでしまうので大変迷惑です。マナーは守りましょう。