2015年7月26日日曜日

第3話 カゴシマシティビュー観光 ~Vol.4 シティビューストップ周辺の見所~

カゴシマシティビューで回れるコースの近くには徒歩で行ける観光ポイントがいくつかあります。



その1 維新ふるさと館周辺

この維新ふるさと館は鹿児島中央駅からほど近い加治屋町というところにあり、多くの偉人を輩出した場所としてよく知られています。ここには大久保利通銅像を始め、大久利通生い立ちの地、西郷隆盛誕生地などがあります。結構大きな石碑があり、維新ふるさと館へ来たなら訪れてみるといいでしょう。そして、歴史ロード“維新ふるさとの道”と名付けられた川沿いには昔ながらの家やいろは歌の石碑、橋には薩摩切子…などを見ることが出来ます。春になると桜が川沿いを色どります。



その2 西郷銅像周辺

ここもたくさんあります!まず西郷さんの目の前には小松帯刀(銅像)がいます。その小松帯刀が見つめる先には島津斉彬が祀られている照国神社があります。
そして西郷銅像を左手に見て進んでいくと市立美術館、県立図書館、黎明館があり、これらが並んでいる国道10号線沿いの街灯はガス灯なんです!
あと、西郷銅像の横に二之丸ビルという建物があります。ここの5階にK10カフェという最近出来た小さなカフェがあるのですがここの黒糖ロールケーキが美味しくてお薦め♪しかも西郷隆盛関係の歴史をいつまでも語る事が出来る楽しい店長さんがいます。さらに西郷隆盛の曾孫さんが経営しているので西郷さんに会える事もあります。
※黎明館について
かつて鹿児島城(鶴丸城)があった場所で、外壁の石垣は当時(江戸時代)のままです。黎明館は歴史資料センターですので展示を見ることが出来ます。入館自体は無料ですが展示を見る場合は大人¥310、高大生¥190、小中生¥120が必要です。あと、お正月とお盆の時期の年2回、鹿児島の国宝(國宗)の展示があります!これは必見です!!


          
その3 薩摩義士碑周辺

薩摩義士碑周辺というよりはここで降りるのが近いかな、と思いました。徒歩5分くらいのところに「西郷隆盛終焉の地」があります。カゴシマシティビューが通らないので見過ごす人も多いと思いますが西郷ファンは行きたいでしょう。たまに西郷洞窟を終焉の地だと思っている人がいるようですが全くの別物です。



その4 南洲公園

バス停の前は今和泉島津家本邸(篤姫生家)跡があります。バス停前に外壁が残っています。そして、南洲公園内に南洲墓地、南洲神社、西郷南洲顕彰館(大人¥200、小人¥100)があります。



その5 仙厳園(磯庭園)

仙厳園は尚古集成館とセットになっていますがその周辺にも見所があります。工場見学が出来る薩摩切子工場があったり、旧鹿児島紡績所技師館(異人館)、紡績所跡、造船所跡などいわゆる「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産になった旧集成館のエリアがあります。
旧鹿児島紡績所技師館(異人館)は入館料が必要で大人¥200、小人¥100です。



この周辺の見所をまとめてみました↓






という風にちょっと足を延ばせばお得感満載です♪

場所によっては「かごりん」という自転車のレンタルも出来るのでそれで回るのもいいですね!






2015年7月19日日曜日

第3話 カゴシマシティビュー観光 ~Vol.3 ふるさとのお薦めポイント~


カゴシマシティビューに乗っていざ観光スタート!

でも全部は行けない…という方の為に「ここは行った方がいいかも!」というカゴシマシティビューのポイントを私目線でご紹介♪では早速いきましょう!!



                            
1 城山



やっぱりここは外せない。城山には展望台があるんですがここからの眺めはパンフレットにもよく載るくらい鹿児島市がギュッと凝縮された最高のビュースポットです!たまに風景画を描いている方を見かけます。鹿児島市街地、鹿児島湾(錦江湾)、桜島が見えるこの景色はまさにThe Kagoshima!遊歩道もあるので散策やプチハイキングもできますよ。そして展望台の所の遊歩道は薩摩義士碑(薩摩義士碑関係の過去のブログを見たい方はこちら)へ繋がっています。




                                                                          
2 西郷銅像


全国的にも人気の高い鹿児島の偉人、西郷隆盛。ここにはちゃんと西郷さんと写真を撮れる場所が確保されています。観光客には人気のスポットです。





3 仙厳園(磯庭園)※シティビュー特典あり




鹿児島を代表する観光地!鹿児島の歴史を知りたいならここへ!鹿児島を治めていたお殿様が構えた別邸で目の前に見える桜島は圧巻!園内はとても広いので隅々まで見るには2時間は必要ですがある程度で良ければ1時間程度でいいかと思います。夏はアサガオ展、秋は菊祭などイベントも多いのでそれに合わせて行くのもありですね。
隣(敷地内)に尚古集成館というという歴史博物館があります。本館は常設展示ですが別館は季節によって展示が変わります。
入場料は仙厳園と尚古集成館の共通入場券で大人¥1000、小人¥500です。これにプラス¥600(小人はプラス¥300)で庭園内にある御殿内の見学が出来ます(抹茶とお菓子付)。それからプラス¥300円でガイドツアーもやってくれます。ガイド付きのツアーは庭園の見方も分かるので結構お薦めです。
ちなみに…今回世界遺産になった記念として、今なんと半額です(2015年7月いっぱいまで)!ただし鹿児島県民限定だそうです。





4 かごしま水族館 ※シティビュー割引あり




九州最大級の水族館。別名いおワールド。家族で行かれる方は特に楽しめると思います。子供は退屈しないですからね。イルカショーはもちろんありますが近くの屋外水路でもイルカを見られます。鹿児島湾の魚たちがいっぱい。イベントも多いです。
料金は大人¥1500、小人¥750、幼児¥350。





5 維新ふるさと館 ※シティビュー割引あり




明治維新を学ぶならここへ。中央駅から近い川沿いにあって徒歩でも行けます。展示、スクリーン映画など歴史好きにはお薦め。大人¥300、小人¥150と入館料もお手頃。ちなみにバス停は維新ふるさと館前ではなく観光交流センター前になります。そこで降りて橋を渡ればすぐです。





6 南洲公園


公園というか公園内に西南戦争で命を落とした将士たちが眠る南洲墓地や西郷顕彰館、神社などがあります。中央には西郷隆盛が眠り、全国から西郷ファンが訪れています。





7 ドルフィンポート


間近な桜島を目の前にお土産、食事、足湯など楽しめます。イベントも多く、休日はとても賑わっているし、目の前の広場ではピクニックを楽しむ方もいます。鹿児島グッズのお店が面白い!珍しい物や笑える物もあります。







と、こんな感じでしょうか。結構、歴史が濃いですね。
シティビューで観光する際、行き先に迷ったら参考にどうぞ♪


※料金など2015年7月現在の情報です




2015年7月11日土曜日

第3話 カゴシマシティビュー観光 ~Vol.2 コース紹介~

カゴシマシティビューって鹿児島県民のほとんどは乗ったことがないんじゃないかと思います。だって観光バスじゃん!って思ってるから…
でも別に乗ってもいいんです、観光じゃなくても!ICカードのラピカも使えます


そんなカゴシマシティビューの中はこんな感じ→→→




後ろには立ちスペースもあります。



さて、カゴシマシティビューでどんな観光名所に行けるのか。
まずはコースを文字でご案内♪

【城山・磯コース】☆レトロな路面電車風の赤または青のバス☆

鹿児島中央駅→維新ふるさと館(観光交流センター)→ザビエル公園→西郷銅像→薩摩義士碑→西郷洞窟→城山→西郷洞窟→薩摩義士碑→南洲公園→仙厳園(磯庭園)→石橋記念公園→かごしま水族館→ドルフィンポート→天文館→鹿児島中央駅


【ウォーターフロントコース】☆海とイルカをモチーフにしたバス☆

鹿児島中央駅→維新ふるさと館(観光交流センター)→天文館→ドルフィンポート→かごしま水族館→石橋記念公園→仙厳園(磯庭園)→祇園之洲公園→南洲公園→西郷南洲顕彰館→薩摩義士碑→西郷銅像→天文館→鹿児島中央駅


       
続いて、こちらをどうぞ↓↓




結構いろんな所に行けます!
でも…
こんなに何カ所も時間的にも全部回れない…
どこへ行ったらいいの?と途方に暮れるそんなあなたに→→→


次回は~「シティビュー、ここはいかがでしょう?」をお送りします♪


2015年7月5日日曜日

第3話 カゴシマシティビュー観光 ~Vol.1 乗車の前に~




鹿児島にはこんなレトロチックでかわいい路面電車風なバスと海とイルカをモチーフにしたバスが走っています。これ、観光バスです☆

このバスで鹿児島市内の観光名所をある程度回る事が出来るし、ノープランで来てしまっても、とりあえずこのバスを利用してみればいいかと…思います。


                                          
では、このカゴシマシティビューバスは→→→

どこから乗るのか?
どこへ行くのか?
運賃はいくらなのか?

 
一つ一つ紐解いていきましょう鹿児島中央駅から出発という設定でいきます!)!


まず…やはりパンフレットは持って行きましょう。
時刻表、目的地、鹿児島の情報が載っていますから、やはり役立ちます。うん。

そのパンフレットは…
   鹿児島中央駅の総合案内所orその横のパンフ置き場
   車内
   シティービュー乗場にいるガイドさんから


といった入手方法が手っ取り早いし、分かりやすいと思います。他の所でも入手可能ですけどね。



さて、次に乗り場!鹿児島中央駅のカゴシマシティビュー乗り場は…



鹿児島中央駅バスターミナルの東4です!!                      

鹿児島中央駅の東口に出ると左側にバスターミナルがあるので、そこの「東4」番がカゴシマシティビューの乗り場です。アミュプラザ側にあります。


ボランティアガイドさんがいる事もあるので分かりやすい時もあります。目印は青色(基本的に青です)のパーカー(ウィンドブレーカー)ですよ!


ここでちょっと注意!!
このカゴシマシティビューは基本的に「城山・磯コース」(赤と青の2種類のバスがあります)と「ウォーターフロントコース」(イルカのデザイン)の2コースがあり、鹿児島中央駅には両方のコースのバスが来ます。

ちなみに…このカゴシマシティビューは夜景コースも運行されています。基本毎週土曜日運行ですが時期によっては増便されたりします。詳しくはパンフレットをどうぞ。夏は磯海水浴場前のバス停が臨時的に設置されるそうです。


目的地が決まっている人はどっちに乗るかをちゃんと考えましょう。どちらに乗っても大体行けるんですが順路が違ったりするので場所によっては遠回りになる事があります。

例えば→→→

鹿児島中央駅からまず西郷銅像に行きたいのに「ウォーターフロントコース」のバスに乗ってしまうと到着まで1時間もかかってしまいます…そう、こっちバスじゃありません。この場合は「城山・磯コース」のバスに乗りましょう。そうすれば西郷銅像までおよそ10分で行けます。だから乗車するバスはどっちが良いのかをちょっと考えましょうね。


さて、パンフも持った、乗り場も分かった、コースがあるのも分かった。じゃあ、運賃は?
一回の乗車で大人¥190、小人¥100。
まぁ、そんなもんでしょう。
ちなみに…空港Vol.4でも登場した“ラピカ”を持ってる方、これでも乗車可能です!

ですが!せっかく観光で来たんですから自由に乗り降りして何ヶ所か見たいと思いますよね!?それならやっぱり→→


一日乗車券!!

もちろんその名の通り一日乗り放題です。こちらは大人¥600、小人¥300です。
利用する日の所を削って、降りる時に運転手さんに提示します。
このカゴシマシティビューを含めて、鹿児島市のバスや電車でも使えます!例えば…
「鹿児島中央駅からまず天文館に向かいたい。だけどカゴシマシティビューが来るまで結構時間がある…そうだ!乗り場も近いし、バスより頻繁に来るし、市電で行っちゃおう!!」
なんて事も出来ちゃいます☆

それに!!

この一日乗車券には観光施設などの割引や特典が付いているのでお得です!

ただし、この施設割引対象日は一日乗車券を利用した日とその翌日の2日間となります。持ってるからといっていつでもOKというわけではないんですね。

でもせっかくなので上手に使っちゃいましょう!




さて次回はカゴシマシティビューでどこへ行けるのか…コースをご案内♪
つづく。



※これは2015年現在の情報です。2018年よりコースが改訂され、少し変更になった部分があります。→こちらをどうぞ。