2015年8月30日日曜日

第7話 天下の絶景を持つ町~南九州市・頴娃町のお薦めスポット~

夏休みも終わりますね…まだまだ暑いですが旅行に良い季節の秋がまもなくやってきます。さて、前回に引き続き、第2弾、お薦めスポットのお話です♪
今日紹介する町は…南九州市!指宿市のお隣。
鹿児島県本土の南部に位置する南九州市。頴娃、知覧、川辺の3つの町からなっています。その中の頴娃町。この町のお薦めスポットをご紹介したいと思います!
まずはこちらから!





番所鼻自然公園
伊能忠敬という人を知っていますか?歴史の教科書に出てきますよね~そう、日本地図を作った人です!この伊能忠敬が日本地図の作成時に立ち寄ったこの場所を「天下の絶景!」と絶賛したそうです。私もここの景観はとてもステキだと思います。


開聞岳もキレイに見え、目の前には海が広がっています。その海ですが…海の中に池があるようなそんな作りをしています。


他にも「幸せの鐘」なんかもありますよ!
ちなみに…番所鼻は「ばんどころばな」と読みます。





タツノオトシゴハウス
番所鼻自然公園の隣と言うか…敷地内というのでしょうか。


写真の奥に写っている三角屋根の建物。
ここで珍しいものを見られます。それは…


何とタツノオトシゴ!!
ここでこんなものが見られるなんて思っていませんでした。しかも超いる!タツノオトシゴってこんなに小さいんですね。店内にはタツノオトシゴのグッズも販売されています。





窯蓋大明神
何年か前にスポーツ選手(女子サッカー選手とか)もお参りしたという事で一気に名が知れた感じです。通称釜蓋神社。パワースポットとして人気があります。


その名の通り釜蓋がメインとなっています。海沿いにあるこの神社は釜蓋を頭に乗せて参拝すると願いが叶うというとてもユニークなスタイルを持っています。鳥居から賽銭箱の所まで釜蓋を落とさず歩ければOKです。
そして参拝して「はい、終わり!」にせず、神社の裏に行ってみてください。面白い物がありますよ~コレです!


釜蓋の形のベンチです!!どこまでも釜蓋です。





大野岳

小高い丘の上にアンテナっぽい物が立っていて、とにかくそれを目指して向かいました。ちょっと分かりにくいですが…面白い物がありました。


茶寿階段です。茶寿とは数えで108歳のお祝いの事でこの階段は108段あります。その途中の節目の年の段には言葉が刻んであります。例えばこんな感じ↓


その108段の階段を登りきった先には深い緑に囲まれたキレイな景色を見られます!ま
たまた開聞岳も!








瀬平公園

この写真は景観がすばらしいのでよく使われています。この景観を見られるのが瀬平公園。指宿市との境目くらいの所にあるのですが指宿方面から来るとちょっと気付きにくいです。この写真は頴娃(南九州市)方向から見える絵です。
写真スポットという事で車を停めるスペースや公園っぽくなっているので気付くとは思いますが…。
天気のいい日は鹿児島県本土の南にある島、三島(3つの島の事)が見えたりします。もっとよく見える時は屋久島まで見えるそうです!





南九州市というと知覧町はそこそこ名が知れていて有名ですが頴娃町はそんなにメジャーではないかもしれません。ですが意外と行くところあるんです!個人的に癒される景観を持つ所だな、と思っています。
指宿市に行って時間があるなら是非、南九州市の頴娃町の方まで足を運んでみてはいかがでしょうか?




2015年8月23日日曜日

第6話 東洋のハワイ~指宿市のお薦めスポット~



鹿児島市内から南へ

鹿児島県本土、薩摩半島の南に位置する指宿市。指宿、山川、開聞という3つの町で構成されています。南国ムード満点です。
夏はどこに行ってもアロハシャツを着ている従業員さんを見ます。市役所の職員さんもアロハシャツでお仕事です。
そんな指宿市は温泉が有名。中でも砂蒸し温泉は珍しいものです。ですが!指宿市は温泉だけじゃありません!他にもたくさんあるんです!そんな指宿市のお薦めスポットをご紹介♪


薩摩半島の海沿い(鹿児島湾沿い)を南に走る指宿への道。桜島、鹿児島湾、大隅半島の山々…など見る事の出来る風景はとでも穏やかな気持ちにさせてくれます。特に夏空の元でのドライブはまさに最高です!!

その指宿、私のお薦めスポット!まずは~






☆JR最南端駅“西大山駅”☆

何回か写真は既に載せていますが、一押しです!この駅はJRの無人駅ですが何でお薦めなのかというと…この駅は日本最南端のJR駅という事で立派な観光地なんです!ここ数年で一気に観光地として有名になりました。前は地味で最南端というだけで特に何もなかったのに今では幸せを運ぶという黄色いポストや幸せの鐘、花も咲き、キレイな所になっています。無人駅なのでJRの本数も少ないです。なので列車を見る事はあまりないです。

  
この駅から見えるのは開聞岳です。桜島ではありません。この円錐形の山は薩摩富士とも呼ばれ、これもまた活火山です。雄大な開聞岳を見るビュースポットとしても有名です♪
それから、この西大山駅の向かい側に観光案内所を兼ねた商店があります。「中園九太郎商店」です。ここの漬物おいしいです!漬物では結構有名なお店です。
さらにここで「最南端のJR駅に到着しましたよ!」という証明書も買う事が出来ます(¥100)。






☆限られた時間で…“知林ヶ島”☆
指宿の沖に浮かぶ小さな島。カップルで行くと幸せになれるとか。砂州が現れると島に渡れます。ここもここ数年で観光地化されて島はキレイに整備されたそうです。
この島へ渡るには砂州が現れる限られた時間の中だけです。何時から何時で砂州が現れるのかきちんと確認しましょう。時には砂州が普通にあるのに渡れないという時もあります。私は何度か行っていますが一度、砂州があるのに今日は渡っちゃダメという日がありました。ボランティアのおじさんがいて砂州の出現時間が短い事を教えてくれました。行けても帰ってこられないかもって。
ちなみにただ渡るだけなら大体片道30分かからないくらいかな。
それと車は休暇村のキャンプ場の駐車場を利用できます。





☆回るそうめん“唐船峡そうめん流し”☆

鹿児島の回転式そうめん流し。ここが発祥です。そして、とても広く、夏はものっすごい良い避暑地になります!まさに天然のクーラー!!
観光客も多く、お盆の時期や連休などは行列が出来るほどの人気です!指宿のランチはここで決まり!ですね♪





☆絶景“開聞山麓自然公園”☆
ここは入園料が¥350(料金はちょっと定かじゃないです、ごめんなさい)かかりますが薩摩半島の先っぽにいるという事が分かる地形や南国らしい景色を見ることが出来ます。その景色は絶景と言いきってもOKでしょう!

展望台もあるし、西洋種の影響を受けていないトカラ馬という小さな馬もいます。







☆浦島太郎伝説“長崎鼻”☆
薩摩半島最南端の地、浦島太郎伝説がある長崎鼻。ただ岬があると思いきや、「龍宮神社」という縁結びのご利益があるといわれる神社があります。貝殻に願い事を書くという珍しいスタイルです。


ここにはお土産屋さんもたくさんあり、それぞれ味があります。鹿児島のお土産や指宿のお土産、そして製造数が少ない幻の焼酎なんかもあります。ついつい買っちゃいます。
ちなみに…タイミングにも寄りますが以前、私が行った時、駐車場まで案内してくれるおじさんがいたのですが、案内時にものすごいスピードで自転車をこぎ駐車場まで連れて行ってくれた事がありました。そのおじさんのスピードの速さに爆笑。そんな事がありました。





☆謎の生物が生息!?“池田湖”☆
火山活動で出来た最大級のカルデラ湖。結構な大きさです。ここには指宿市の天然記念物になっているオオウナギが生息しています。それ、みられますよ。
お土産店もズラリと並び、観光バスも観光客も多く見られます。湖畔には春は菜の花、秋はコスモスといった四季折々の花が美しく咲き乱れていています。







☆大河ドラマのロケ地“新永吉の棚田”☆

大河ドラマ篤姫のロケ地となった場所。キラキラ光る池田湖の湖面と濃い緑が広がる棚田、そして青い空のコントラストがとてもキレイ。のどかでどこか懐かしい景色が広がっています。




こんな感じでしょうか。
あとは道の駅だったり、開聞岳登山だったり…指宿の紹介したいところはまだまだありますが今回はここまで。
“指宿のお薦めスポット第2弾”を今後また書きたいと思います♪





2015年8月16日日曜日

第5話 お殿様の別邸“仙厳園と尚古集成館”

前回も含め、このブログに何回か登場している「仙厳園&尚古集成館」。ここは鹿児島を代表する有名で歴史ある観光地です。世界文化遺産“明治日本の産業革命遺産”のひとつにもなりましたのでますますお客さん増える事かと思います。


さて、
そもそも仙厳園って何?尚古集成館って何?
と思っていらっしゃる方もいると思います。
すごく簡単に言うと…
・仙厳園→お殿様のお屋敷がある庭園
・尚古集成館→島津家の資料を展示している歴史博物館
があります。同じ敷地内に庭園と博物館があるわけです(神社を挟んでいますが隣です)



《仙厳園》


かつて薩摩という名であった鹿児島。その薩摩を治めていたのは島津氏。その島津家の19代目の当主、島津光久が別邸として構えたものでその後も歴代の当主たちに受け継がれ、観光地として今に至ります。
ここは「さすがお殿様の別邸!」と思ってしまうような所です。というのも、目の前に桜島と錦江湾(鹿児島湾)があるのですが…桜島を築山に、錦江湾を池に見立てる、という雄大な景観が目の前に広がっています!
庭園内にはレストランや売店などたくさんのお店もありますし、珍しいものもあり、結構楽しめます。園内の花や景色も季節によって変わり、本当にキレイです。イベントもよくやっていて有名なのは…菊祭りでしょうか。毎年秋に開催されています♪









《尚古集成館》


尚古集成館は本館と別館2つの建物があり本館は常設展示、別館は時期によって展示内容が変わります。この尚古集成館は日本で一番古い洋風工場の建物だそうです。スゴイですね~日本一があります!
本館は28代当主島津斉彬によって元々、機械工場として1857年に建てられましたが薩英戦争で焼失。しかしその後1865年に29代当主島津忠義(&父、久光)によって再建されました。現在の尚古集成館はこの時のものです。
別館は時期によって色々なテーマで展示をしていて、雛道具だったり、薩英戦争だったり、島津氏と徳川家だったりと何種類かあります。
この別館の横(詳しく言えば建物と繋がってはいますが)に遺構があります。集成館の建物の跡だそうです。敷地内にはこの様な遺構がまだまだたくさん眠っているんでしょうね。




【仙厳園内には何がある?】
入場料が必要な観光施設なので園内の様子を詳しく書くのはどうかと思うので…いくつか変わったもの、珍しい物などをピックアップ♪


園内に入り、まず目を引くのは大砲でしょう。大きな大砲が出迎えてくれます。その横に反射炉跡があります。そんな園内を進むと何があるのでしょうか。





その①火山灰
鹿児島ならではの物がありました。地元人としてはちょっと笑ってしまいました。



そう!克灰袋に入った桜島の灰です。おそらく掃除をして集めた灰だと思います。ゆくゆくは収集車に持って行かれるんじゃないかというような感じで置いてあります。鹿児島という事で置いてあるようですが、もちろん別に売り物というわけではありません。しかし、あまりの珍しさに袋ごと持って帰る観光客の方もいるそうです。気持ちは分かりますが持って帰った後はどうされるんでしょう?





その②御殿とそこからの景観


ここに来て見ない人はいないでしょう!この景観はステキです!
御殿ガイドツアーに参加すると御殿内を見学出来ます。さらにかわいらしいお菓子とお抹茶が付いてきます。
ちなみに、この御殿のすぐそばに岩で出来たミニチュア桜島があります。興味ある方は探してみて下さい♪






その③猫神
全国的にも珍しい猫を祀った神社。17代当主の島津義弘が朝鮮出兵をした時に猫を連れて行き、猫の目の瞳孔で時間を見ていたそうです。その時7匹連れて行き、最終的にそのうちの2匹が生き残り、その2匹を祀っているんだそうです。この神社の横には猫グッズを売っているお店があります。猫好きは行きたいですね。





その④両棒餅
仙厳園があるのは磯という地域なのですがここらの名物です。甘辛なみたらしがかかったお餅。是非食べてみて下さい。





その⑤薩摩切子工場&ショップ



園内にも薩摩切子のお店はありますが園の外にもあります。そしてその薩摩切子を作っている工場を見学する事も出来ます。まさに職人技です!

まだまだ色々書きたい事はありますがまたの機会にしたいと思います 笑。





最後に料金のご案内(個人の場合)


大人(高校生以上)
小人
入場料(御殿ツアーなし)
¥1000
¥500
入場料(御殿ツアーあり)
¥1600
¥800
年間パスポート
¥1800
¥900
園内ガイドツアー
¥300
無料
※入場券は仙厳園と尚古集成館の共通券です。
※深くしりたい、学びたいという方はガイドツアーがオススメです。所要30分。

※一日乗車券をお持ちの方はプチプレゼントがもらえます。



2015年8月9日日曜日

第4話 鹿児島の新たな世界遺産~明治日本の産業革命遺産~

屋久島の世界自然遺産登録からおよそ20年。今年7月、鹿児島に新たな世界遺産が誕生しました!今度は世界文化遺産です!!
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業」は2013年にユネスコへの世界文化遺産の推薦案件として決定し、さらに翌2014年に推薦書の正式版が提出されました。そして今年2015年7月、世界文化遺産として認定されました!
全部で23資産あり、全国に散らばっていますが全てひっくるめて今回の世界文化遺産です。

さて、その23資産のうち3つの資産が鹿児島にあります。



・旧集成館(反射炉跡、機械工場、旧鹿児島紡績所技師館など)
・寺山炭窯跡
・関吉の疎水溝 

です。



では今回の世界文化遺産の鹿児島の3資産のお勉強と行き方について!
まずは…







その①旧集成館
仙厳園を含むあの辺り一帯(仙厳園から異人館の辺りくらいまでかなり広範囲である)が世界遺産で、その一帯を総称して「旧集成館」という。ただし、建物が世界遺産というわけではなく、地下に遺構や遺物が眠っているという事で一帯(敷地)が世界遺産。仙厳園内で見学できる反射炉跡などは地表に出ているというだけ。建物として世界遺産になっているのは旧集成館機械工場(現尚古集成館)と異人館のみ。
そもそも集成館事業とは…島津斉彬は産業や軍備の近代化が必要と考え、その具体策として集成館事業は計画されたもので、鉄やガラス、陶器などの製造、そして艦船、大砲などの武器製造、蒸気機関、写真などの技術開発など幅広く研究や建設を試みた。集成館事業はまさに日本の産業革命のさきがけなのです。

仙厳園やその周辺の広さはかなりのもので、全てを巡るには時間に余裕を持って行くことをオススメしますし、じっくり見たい方は最低でも2時間はあった方がいいと思います。旧集成館について磯地区周辺(仙厳園内以外)を案内してくれるボランティアガイドさんもいるのでそれで案内してもらうと分かりやすいでしょう。

【旧集成館への行き方】
仙厳園が鹿児島を代表する観光地をいうこともあり、今回の世界遺産の中ではとにかく一番行きやすい!このブログでも紹介したカゴシマシティビューなどのバスがたくさん出ているので交通の便は非常に良いです。鹿児島中央駅から大体30分くらいです。もちろん車でも行けますが駐車代(乗用車¥300)が必要です。ちなみにバイクや自転車などの二輪車は駐輪代¥100です。













その②寺山炭窯跡
第28代当主島津斉彬が1850年代に設けた炭窯の跡。3基あったうちの1基が残っています。集成館では大砲や砲弾の鋳造、ガラス製造などを行っていて、原材料となる鉄やガラスの溶融には1500℃に達する高温が必要でした。石炭を産しない薩摩藩では火力を木炭に頼っており、ここ寺山にはカシノキやシイノキなど木炭の原料となる森林資源が豊富にあったそうです。ここで焼かれた木炭は白炭と呼ばれ高温を発して強い火力となる上質なもの(黒炭より白炭の方が高温らしい)。

この石窯跡は世界遺産にならなければ知られることはなかったであろうくらいのローカルな場所にあります。でも、山の中に突如現れるこの石窯跡はとても力強く、そして神秘的で、晴れの日も雨の日も風の日も、ずっとここで歴史を刻み続けていたのかなと思うととても感慨深くなりました。結構感動あります。

【寺山炭窯跡への行き方】
今は交通の便がここ用に整っているわけではないので車かタクシーを利用するのが良いと思います(旅行者はレンタカーという手もありますが結構ローカルな所にあるのでちょっとどうかと…)
まず鹿児島市の吉野町にある寺山ふれあいキャンプ場(公園)へ向かいます(途中に看板がいくつかあります)。そこに駐車場があるので(無料)車を停め、遊歩道へ。遊歩道も分かりやすいです。遊歩道を歩く事およそ10分、寺山炭窯跡に到着です。他にもルートがあるようですがこの行き方が一番確実で一般的だと思います。鹿児島中央駅から車で40分くらいです。
ちなみに公共交通機関を利用する場合は、鹿児島中央駅から南国交通のバス(宮之浦団地線)で「三州原学園前」というバス停まで行き、徒歩20分程だそうです。ただ、便数も少ないようでバスを利用する場合はちゃんと調べて行った方が良さそうです。















その③関吉の疎水溝
集成館の工場群で使用された大型動力は水車でした。磯地区では元々吉野台地を流れる棈木川の水が引かれ、島津家の別邸の生活用水に利用されていました。これを集成館の工業用水用に再整備。川の水を一度せき止め、一定量に達したら取水し、水路に取り込んでいました。その水路は集成館まで達し、集成館の水車を回すなど大きなエネルギーとなったのです。

この関吉の疎水溝は田んぼや畑があるなど自然が豊かでローカルな場所にあります。とても涼しく、夏は避暑地になるような所です。水量は結構豊富で、雨が降ると特にそうです。そしてその疎水溝の水は今もゆっくりと流れ続いています。現在は旧集成館までの疎水溝は途中で停められていますが仙厳園内に当時、水がここまで来ていたことが分かる跡が残っています。そこはまだ整備されていない山中にあるので安全性などを考えて一般公開はされていません。でも、どうしても、ちょっとだけでも見たいという方は…仙厳園の庭園と尚古集成館の間にある鶴嶺神社からかろうじて少しだけ見る事が出来ます。

【関吉の疎水溝への行き方】
寺山炭窯跡に比べたら行きやすいです。その理由は関吉の疎水溝の最寄りのバス停に停まるバスの本数が多いからです。鹿児島中央駅から南国交通バスの伊敷団地、緑ヶ丘団地行きなどに乗って、「下田」バス停で降りればOKです。自家用車など自分で行く場合はまず下田を目指して下さい。周りが田んぼや畑ばかりの所にあるので特に目印はありませんが近くなると看板があるので分かると思います。唯一目印を言うならば「稲音館(とうおんかん)」というカフェでしょうか。
鹿児島中央駅から車で大体30分くらいです。駐車場は稲音館の駐車場と疎水溝の近くの川横に空き地があり、ここがとりあえずの駐車場みたいになっているのでそこに停められます。





最後に…

《ふるさとのプチ情報》
・ボランティアガイドさんがいます!
土日祝はボランティアガイドさんが常駐しています。ガイドさんの説明を聞くのと聞かないのとでは全然違うと思うので、なるべくガイドさんがいる時に行く事をお薦めします。ガイドさんの常駐時間は午前9時半~午後3時半頃までだそうです。
ちなみに…近いうち3カ所を一度に案内してくれるガイドツアーが始まると思います!実は私もそれにちょっと関わっています!

・服装
寺山に関してなのですが長ズボンと長袖でいった方がいいかと思います。私は短パンに半袖にサンダルという超軽装で行ったのですがブヨの被害に遭い、大変でした(雨が降ったという事もありますが…)。靴もスニーカーが良いにこしたことはありません。滑りやすい所もあるのでビーチサンダルなどは避けた方がいいと思います。






一見、この3カ所は少し離れているし、関係なさそうに見えますが実はちゃんと繋がりがあったんですね~。
この夏休み、自由研究の題材にしている子供たちも多い事と聞きました。このブログも何かしら役に立ったら嬉しいと思っています。

以上、明治日本の産業革命遺産鹿児島版のお話でした!





※2015年8月現在の情報