2017年6月4日日曜日

第51話 かごりんで銅像を巡ったみたその結果


前回レンタサイクルのかごりんの話を書きました。今回はその続編です。


かごりんに乗ってみたくて乗ったものの目的地がないと動けない…ですよね。
そこで思いついてやってみた事、それは…
 

「一日で何人(体)の銅像を巡れるか!?」

 
鹿児島市内には非常に銅像が多い。これでもか!というくらいあります。そのほとんどは歴史上に残る偉人。それだけ偉人が多いという事も理由の一つだそうです。
 



さて、その銅像巡り、実際は3時間で巡りました。天候や暑さなどの影響で一日や半日やるのはちょっとキツイと思います。おしりも痛くなるだろうし、疲れるしね。3~4時間くらいでで十分だと思います。で、その3時間という時間の中で出会えた偉人の数、何と!何と

58人(体)!!

ただ、場所によっては一か所に何体もあったりするのでまとめて数を加算できちゃうんですよね。でも、あくまで「何か所」ではなくて「何人(体)」巡れるかという趣旨だったのでこれでいいんです。

 

それでは銅像巡りスタートです!!出発地は鹿児島中央駅!

まずは銅像がどこにあるのか把握しなくてはいけませんよね。私の場合は普段から鹿児島を探検しているおかげで大体誰がどこにいるのか知っているのでわざわざ調べることはしませんでしたが、観光客はもちろん市民でも知らない人は知らないのでまずは銅像がどこにあるかを調べる方法は何があるのか考えてみると…

  観光ガイドマップで把握
  観光案内所で教えてもらう
  その都度人に聞く

こんな感じでしょうか。①は自分で持ってるガイドマップでもいいし、こっちで入手できるガイドマップもありますね。②は中央駅の観光案内所、ナポリ通りの観光交流センター、西郷隆盛銅像横のまち歩き観光ステーションなどいくつか観光案内所があるのでそこで聞くのが手っ取り早いし、分かりやすいでしょう。③はその都度行った先々で聞くのもありだし、まとめて聞いておくのもあり。ただ、聞く人を間違えちゃいけませんね。聞いた人が今日来たばっかりの観光客って事もありますから。土日に関しては観光地にボランティアガイドさんが常駐していたりするのでそこで聞いてもいいですね。

でもやっぱりお薦めは②で、確認の為に③のガイドさんに聞くという方法が最良かと思います。


さて銅像の場所を把握したらかごりんを借りましょう。前回かごりんを借りる手順を書いたので手順は前回の第50話をご覧ください。難しくないです。手順通りにやるだけ。

かごりんを借りたら出発です!

ですが!!

先ほど書いたように出発地は鹿児島中央駅です。ということはすでに目の前に銅像がありますね!このブログでもすでに登場済みのこちらです!

 
そう、若き薩摩の群像!ここに偉人がめっちゃいます。ここで一気に17人!この中には皆さんも知っている偉人が一人くらいはいるんじゃないかなぁ。ここにある説明文を読めば「おぉ、あの人か!」みたいな。私がこの群像で個人的に好きなのは最年少の長沢鼎。幼いから何かかわいい。しかも葡萄持ってるんですよ!隣の田中静洲に「葡萄食べる?」と言っているみたいです。

さて、ここからかごりん登場。中央駅で借りても良かったのですが私は何となく観光交流センターで借りました。中央駅からもすぐですし。

 
 
まずはここへ向かいました。
はい、大久保さんです。中央駅からすぐですからね。大久保利通銅像を見るときは彼の後ろの足元も見てみて下さい。あれ何?ってのがあります。意外と知らない人多いです。



続きまして出会ったのは…何か急いでますね。イギリス艦隊が鹿児島湾に来たということで港に向かうこの3人。
大山巌、西郷従道、山本権兵衛の3人。この山本権兵衛、小さくてかわいいですよね。「お兄ちゃんたち待って~」って必死に後をついて行ってるみたい。

 
 
その近くで語り合っているこちらの2人。


樺山資紀と黒田清隆が日本の将来について語り合っていました。

 
ここで30分経ちそうだったので高見馬場のサイクルポートで一度返却。30分以内の返却なら何回乗っても無料ですから。

 

かごりんを乗り換えてすぐ出会ったのは

黒田清輝と弟子の山下兼秀。桜島の大正の大噴火に遭遇した黒田清輝。その時、噴火中の桜島の絵を描くため港に向かったそうです。危険じゃなかったんですかね。ちなみにこの銅像の場所には“黒田清輝誕生の地”という碑もあります。

 

 
その後天文館のアーケード内へ。そこではお殿様に会えます。


島津家の25代の当主、島津重豪と家臣の水間良実が天文観測してますね。

重豪によって明時館という建物が天文観測や研究のために建てられました。明時館は別名“天文館”とも呼ばれていたそうで今の天文館とういう名前はこれが由来しているそうです。

その天文館跡の碑も近くにあります。



 
 
天文館から中央公園の方に出ると…いました、いました


小松帯刀。小さい頃はこれが誰なのか分からなかったものです。この人がいなかったら今の日本はなかったかもしれない、そんな偉人。

 

その向かい側に銅像ながら立派な観光地となっている超有名人と言えば
そう、西郷隆盛!このブログで準レギュラーくらいの登場率のお方。

 

その次出会ったのはこちら。


ウィリアム・ウィリスと高木兼寛。お医者さんですね。正直この人たちの事はよく知らないんですけど県民交流センターの角にいるのは知ってました。

 

そしてここにも会いたい偉人がいるんですけど自転車で入っちゃいけないんですよね…。


一応駐輪場あるんですけどウィリアム・ウィリスのところからだと駐輪場に行くより、歩く方が早いんです。そして入城後会えたのは女性です。


2007年の大河ドラマで名が知られたといっても過言ではないのでは。天璋院、いわゆる篤姫です。わりと新しい銅像です。大河ドラマがあった当時“篤姫館”という資料館みたいなものが期間限定で出来ました。来場者がものすごくたくさん来たそうで、その収益の一部でこの天璋院像が建てられたと聞いた事があります。

 

その天璋院の近くに青年たちが。
これは説明できるほどの知識がないのでさらっと行かせてください。

 

そして西郷銅像前を再び通過して出会ったのはこちらの3人。


照国神社の横の探勝園にいます。照国神社は知っていても探勝園は知らないという人がほとんど。敷地は神社とつながっています。

 

探勝園を後にして中央公園を通過。その際に「おぉ、こんなところにも誰かいた!」


吉井友実と伊地知正治。政変について語ってるそうですが何か難しそう…。吉井さんて確か西郷隆盛の名を間違った人…。

 

その後ちょっと走って出会ったカップルが。


西郷さんほどではないけど、この2人にはここじゃなくても会える場所が県内に何か所かあります。坂本龍馬とお龍。日本初の新婚旅行をしたという2人。

 

龍馬たちからちょっと行って出会ったこの人。よく見てたけど知らなかった。鹿児島唯一のデパート山形屋の入り口付近にあるこの銅像。

まさか女性だったとは。丹下ウメさん。科学の先覚者だそうです。


 

その後「あとはどこに銅像あるっけ?」と思って向かったのがここ。


ザビエル公園。キリスト教のザビエルたちです。

 

そろそろ中央駅に戻ろうと思って出会ったこのかごりん銅像巡りのラストを飾ったのは…

 
偉人というわけではありませんが、母と子供の群像です。強さと厳しさを秘めながらやさしく子供達を見守る母とその母の視線の先には健やかにたくましく育つ子供達の姿。


 

そして中央駅到着です。

この後国際通りも走ったりしたのですがこの日かごりんを借りた回数は計7回。銅像巡りだけで言うと5回です。これで¥200ですからね!

そして!

銅像の数、数えながら読んだ人いますでしょうか?

 
この他にももちろん銅像はあって、後から「しまった!五代さんのところ行きそびれた!」とか行きそこなったところがいくつかありました。でも、それでも58体!すごい数だと思います。


観光で来て数時間だけ時間だけ空いた人やとりあえず鹿児島市に来てみた人、そして鹿児島市に住んでる人もかごりんで鹿児島市を探検してみると鹿児島の新たな発見があるかもしれません!
 
 

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