大河ドラマ「西郷どん」に登場した中村半次郎改め桐野利秋。
「半次郎が好きー!」「半次郎がカッコいい!」という黄色い声をよく聞きました。確かに半次郎を演じた大野拓朗さん良かった!!逆の言い方をすれば大野拓朗さんが演じた半次郎が良かった!!とも言える。
さて、桐野利秋(以下、桐野利秋で統一)のお墓も南洲墓地にあるので行ったことがある方はいるかと思いますが逆に「誕生地」ってどうですか?
桐野利秋の大ファンの方なら何としてでも行くんでしょうけど地元鹿児島市民でもその辺に住んでいないとちょっと行きにくかったりする…。ちょっと山手にあります。観光マップにも載っていません。
鹿児島市の吉野町という所に桐野利秋とその従兄弟にあたる別府晋介(彼も南洲墓地にお墓があります)の誕生地があります。吉野町というよりほぼ坂元町寄り。
大河ドラマで「西郷どん」を見るまで「行きたい!」と思った事がなかったのですが、興味が湧いたので行ってみることに。
鹿児島市吉野町の実方(さねかた)という所に誕生地があると知り、まず思ったのは「遠そうだなぁ」と。私の行動テリトリーに含まれていないのでいわゆる未知な地域。
でも行きたい!ので、地図帳で場所とルートを確認し、さらにGoogleマップでも確認。有難い事にGoogleマップに桐野利秋の誕生地は出てきました!行きたい方でGoogleマップを使える方は吉野町の「実方神社」で検索したら近くに出てくるかと思います。
私が行ったルートは鹿児島市中心部から。
南洲公園の前を走る鹿児島蒲生線という地方道路25号線をひたすら道なりに進む。途中で気づいたのですが見覚えのある道路だなと。そう、通ったことある道路でした。未知だと思っていたけど、このブログでも登場済みの明治日本の産業革命遺産関吉の疎水溝に行く途中の道。疎水溝より手前だったので実際行ってみたら大して遠くない。鹿児島市の中心部から車で20分もあれば行けるような距離でした。
「下川添」という所まで行くと「実方こっち→」という小さな地図が出ています。なのでそこの信号を右折。角にラーメン屋さんがありました。進むと「実方入口」の信号があって、そこを左折。道なりに進むと橋が出てきます。新実方橋です。その橋を超えてすぐ出会ったのは…
「別府晋介誕生地→90m」の看板。
「おぉ!」まずは別府晋介確認!
しかし桐野利秋を先に確認したかったのでさらに進む。すると「実方神社前」というバス停発見。
桐野利秋は実方神社近くなのでここまで来ればもうすぐそこ!…このバス停の信号を右折。この信号のところに「桐野利秋誕生地→100m」の看板ありました。
しかし、右折したものの道が2つ。はて、右か左か…。
さぁ、どっちだ!
こっちだ!と選んだ左(上の方)の道。行ってみると…
正解!ありました!
「桐野利秋誕生地」の看板!実方公園という小さな公園があってそこの階段を上っていくと…
「おぉ!」
桐野利秋誕生地の碑が堂々と建っていました。
碑の裏側には桐野利秋の最期の事などが書かれてました。静かな住宅地の中の小さな小さな公園。説明板を読み、感慨深くもなり、何かすっごく良かったです!
続いて、来た道を引き返し、次は別府晋介の誕生地へ。すぐ近くです。
先程確認した看板の所へ向かい、そこから細い道を行きます。話には聞いていましたが車は通れません。徒歩か自転車か原付か、ですね。でも、車で行っても看板の所に停められそうなスペースがあったので邪魔にならないように車を停めてから徒歩で行けばいいと思います。入口から徒歩2分くらいで辿り着けます。
その細い道を道なりに進んですぐ。ありました!「別府晋介誕生地」。
この日二つ目の感動!
ここは私有地の為時間制限がありました。18時以降に入るのは控えましょう。
小さな庭のような、空き地のような場所に別府晋介誕生碑はありました。
看板が無ければ絶対分からなそうな場所ですが結構大きな碑が存在感抜群に正面を向いて建っていました。
※敷地や碑の全体写真を載せるとかなりはっきり民家が入ってしまうので写真は控えます。
この2人の誕生地は鹿児島市営バスでも行けるみたいです(バス停ありますもんね)。
鹿児島中央駅から6番線でおよそ30分、実方神社前に着くようです。便数は多くも少なくもないという感じでした(2019.1現在)。
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