華やかな飾りを背負い、首に付けた鈴を鳴らしながら、太鼓や三味線などの音楽に合わせて軽快なステップを踏む馬がいる…“鈴かけ馬”です。
ホントにステップが上手い。思わず「上手!」と言ってしまうくらいでした。
鹿児島県霧島市隼人町。鹿児島を代表する神社の一つ“鹿児島神宮”で行われるこの祭りは“初午祭(はつうまさい)”とい言い、年に一度旧暦の1月18日を過ぎた次の日曜日に開催されています。
五穀豊穣や牛馬などの安全を願って行われてきたこの祭の歴史は長く、なんと400年以上!今年は2月28日の日曜日でした。
この祭が開催されると「春が来たな」と思うくらい鹿児島の伝統ある春の風物詩です。
この祭ではいくつかの団体(今年は20団体でした)が神社前の通りをそれぞれの鈴かけ馬とそれに続く踊り連が境内に向かって順番に進んでいきます。境内では馬の踊りを観るスペースもあり、たくさんの人で賑わいます。
馬は親馬なのでとても大きく、距離も意外と近いので…この迫力!!
そして、馬はもちろんですが中にはポニーを連れている団体もあります。
そのポニー、小柄でめちゃめちゃカワイイ!!
しかも!撮影用にスタンバイしているポニーもいるんです!
花ちゃんです。こっちを見ています。かわいいですね~ちゃんと休憩を取りながら撮影会をしていました。
親馬は分からなかったけどポニーは全て名前が付いてました。あかりちゃんとかあいこちゃんとか…人の名前みたいですね。
そして初午祭で忘れちゃいけないのがこれ!
初鼓(はつつづみ)!
この初午祭ではこの初鼓が有名です。大小さまざまな大きさのものがあり、馬の背にも飾られています。左右のマメを面に当ててボンボン鳴らし、厄を払うという意味があるそうです。一応年中あるようですがこの初午祭の時にほとんどが出るらしい。私の家にも昔からあったけど初めてちゃんと意味を知った気がします。
この初鼓は一つ一つ手作りなので、同じ馬の絵でもそれぞれ微妙に違うんですって!
馬主さんそれぞれの想いを乗せたこの伝統あるお祭り“初午祭”。
来年は2月19日に行われる予定です。
来年は2月19日に行われる予定です。
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