鹿児島のちょっとした歴史パート2です!
と言ってもパート3はいつになるかわかりませんけど…。
前回、かるかんの由来みたいな話を書きました。
今回も同じく食べ物で鹿児島の名物菓子の話です。
仙巌園に行ったことありますか?観光客の方なら大体行くことと思います。
その際、お餅を食べませんでしたか?なかなか有名なお餅があります。
それがこちら!
両棒餅!!“じゃんぼもち”と読みます。
平仮名で読むと「どれだけ大きい餅なんだ?」と思いますよね~。でも、残念ながらでっかい餅ではなく、一口サイズのむしろ小さい餅です。
あま~いタレを絡め、楊枝が2本ささっているお餅。この2本の楊枝がポイントです。
鹿児島の方言で「棒が2本あること」を「じゃんぼ」といいます。
両棒餅は仙巌園の辺りの磯の名物として有名ですが、実は他の場所でも「名物」だと言えるところがあるんです!
それが…
慈眼寺です!!
鹿児島市街地から南、以前ブログで谷山電停の話を書きましたが、その谷山近くに慈眼寺という地域があります。そこに慈眼寺公園というそうめん流しなど夏の避暑地にぴったりの公園があります。
そこへ行くと…あります!両棒餅!
そして、しっかりこう言い切っちゃってます!
慈眼寺名物と!
なぜ慈眼寺と磯、場所は離れてるのに同じものが名物と言われているのか…?
こういった話、おそらく珍しいことではありません。
そこが名物だと言ってしまえばそうなんでしょうね。
両棒餅に関していうと、
元々は谷山(慈眼寺)が発祥と言われています。しかし、磯に国道が出来て、人がたくさん通るようになりました。そこで、「この通りで商売をしたらうまくいくのでは?」と思いついた人がいました。そして磯でも両棒餅を売り始めたらこれが成功。そうして磯の名物になったと言われています。
なので、どっちかの名物だと言えるものではなくどっちの名物でもあると言えるんでしょうね。
両棒餅を食べたことのない方、是非ご賞味ください♪
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