2019年6月2日日曜日

第72話 鹿児島県本土最南端~佐多岬~

鹿児島県の佐多岬。ここは鹿児島県南大隅町。県本土最南端の地、言えば日本本土最南端の地とも言える。だから佐多岬の観光案内所にこんなものがあります。
日本本土四極踏破証明書。
日本本土四極とは…北は宗谷岬(北海道稚内市)、東は納沙布岬(北海道根室市)、西は神埼鼻(長崎県佐世保市)、そしてここ鹿児島県南大隅町の佐多岬の4つの最端の場所です。
この証明書は四極制覇し、それらを繋げると一枚の証明書になります。佐多岬ではその証明書の右下部分がもらえるんです!
この証明書がもらえる事を知らずに行ったのですが、たまたまカウンターでこれの準備をしていたので「それなんですか?」と聞いたらこんなものがある事を知りました。一枚手元にあると残りの3枚を繋げて証明書を完成させたいと思うようになりましたが…私の本気スイッチが入るのを待つ事にします。
ちなみに他の3最端は分かりませんが佐多岬ではその場ですぐ無料でもらえます。
さらに「本土最南端到達証明証」というのもあって、これは最南端に来ましたよ~というだけの証明証で¥300で買えます。記念にどうぞ的な感じですね。

さて、その佐多岬のですが鹿児島市内からスムーズに行けば大体2時間で行けます。ただ、ホントにスムーズに行けば、です。陸路でも行けますが何時間掛かるんでしょうね…。5時間くらい?
フェリーを使って行く手段が主流で、そのフェリーも桜島フェリー、鴨池垂水フェリー(以下垂水フェリー)、フェリーなんきゅう(山川根占フェリー)の3つがあって、最も早いのはお近くのフェリー乗場から乗られるフェリーでしょう。鹿児島市内から言えば垂水フェリーかな。山川まで行ってフェリーに乗る方法も良さそうですが車で行った場合、乗られる台数が少ないので旅行シーズン(例えばGWなど)は予定便に乗られない可能性もあります。しかも便数が少なく、そういう時期は乗船予約も出来ません。なので垂水フェリーが無難かな、ってとこです。もちろん指宿方面の方は山川から乗るのが早いです。
料金の安さで言えば、安い順に桜島フェリー、垂水フェリー、山側根占フェリーです。ただ、その後の陸路の道のりをお考え下さいね。

私は始発の鴨池港5:30発の垂水フェリー(なぜ始発かというと、GW真っ只中だったので始発じゃないと混みすぎる!と思って頑張りました)で行きましたが、その際学んだ事が1つありました。垂水フェリーはうどん屋さんが入っているのですが(桜島フェリーも)始発便ではまだ営業していませんでした。営業は2便目からのようです。フェリーのうどんって美味しいんですよ。
垂水フェリーに揺られる事およそ40分。垂水フェリー港到着。さぁ、そこからひたすら南下して、南下して、佐多岬に着いたのが観光案内所もまだ開いていない8時前でした。でも早朝だったせいか渋滞も無く、スイスイ行けたし、観光案内所前の駐車場(第一でしょうか?)に停められました。
さて、この観光案内所横のトンネルが佐多岬までの遊歩道の始まりです。
 30分ほど歩くと展望台に着くのですがそれまでも海が見えて、緑が多くて、とても空気や景色がキレイで、今年綺麗に整備されてリニューアルしたというだけあって歩道や展望台など全てがキレイでした。神社や官舎跡もありました。


展望台に着くと…大パノラマ!

 南西諸島の島々、種子島や三島なども見えるそうですがこの日は天気は良かったけど霞んでいて見えませんでしたが最高の景色でした!

よく見る白い灯台もあって、「あ~、この景色よく見る~!」って思いました。
 ホントのホントの端っこの岩場には行けませんけど日本本土最南端の地訪問した事に間違いはない。一般の人が行ける場所最南端ですからね。ちなみに展望台までの道のりで階段になっているところもあるのですが、あまりオススメしません。結構疲れます。それよりはなだらかなスロープ道を歩いた方がずっと良さそうでした。

観光案内所前に戻ったのが9時頃でさすがに観光案内所がオープンいていました。
ここでフロートを食べた。“楽塩”という名の塩が入っているらしいソフトクリームを食べたかったので。でも喉が乾いてた事もあり、フロートで。美味しかったし、塩が入ってたけど喉が乾くような事もなかったです。
その後観光案内所前の海の景色を楽しみ、佐多岬を出ましたがその頃には駐車場に入る車が渋滞してました。
旅行シーズンは観光客が多いと思います。それに、鹿児島市に住む人から見ても遠いイメージがあります。でも、それでも「一度は行ってみた方が良い」とオススメしたくなるような所でした!行った事のない方は是非!

最後におまけ情報。
佐多岬は北緯がエジプトと同じ31度だそうで、そして、何もかもが最南端。



※すべて2019年5月現在の情報です。

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