2013年5月19日日曜日

海底火山…たぎり!




鹿児島湾にレアメタルがある事で話題になりましたね~
しかし、採取するには多くの課題があるようですよ。
 
そのレアメタルが眠る鹿児島湾の海底200メートルには、海底活火山「若尊」がありますが、今も、その海底から火山ガスが出続けているのです。
若尊自体は深海にあるので当然、直接見る事は難しい。ですが、若尊火山があるという事が海上で分かる場所があります。
火山ガスが気泡となってブクブクと海上に姿を現す、いわゆる「たぎり」です。鹿児島弁でこう呼ばれるようです。

この「たぎり」がポイントの海上付近一帯ではっきりとみる事が出来ます。
イメージで言うと指宿や霧島に行くとあちこちで蒸気が出ている状態を見る事があると思うのですが、それの海中版という感じです。
 
青い海の中から絶え間なく出てくる泡。実際見ると、かなり神秘的で、興奮するものです。私が行った時は全てのコンディションが大変良く、かなりクリアに見え、一斉に拍手が起こるくらい皆、感動し、興奮していました。皆、
「わぁ!」「スゴイ!」「おぉ!」というような言葉を連発!!
この海底深くに活火山がある事をつくづく感じました。                                                  
 
しかし、このポイントに行くにはクルーズ船や漁船など小型の船でないとたぎりを見に行くのは難しい。さらに、ただそこら辺に行けばいいというものではなく、場所が分かる人と行くのは当然、天気条件が良い時(風がなく波が穏やかなど)、且つGPSなどを使って場所を特定しなければ分からないみたいです。
一般の人が簡単に行けるというものではないのが悔しいところです(>_<)
 
しかし、昨年姶良カルデラを含む鹿児島市の一部も国立公園に指定され、ジオパーク推進活動が進んでいる事からこれを観光の一環にしようという動きが出てきているのではないかと最近のイベントからそう感じます。
昨年から数回程度だが一般の人向けの姶良カルデラツアーの様なものが行われていて、たぎりをみるチャンスは何度かありました。
今後も、桜島大正噴火から100年という事でイベントとして行うところもあるんじゃないかな。
ツアーはどこ主催であろうと、応募が定員オーバーになり抽選になるくらい皆、関心があるようです。
 
私の体験談からいうと是非一度は見る価値があると思う!
かなりの感動と興奮があります!

県外の人が見る前に鹿児島の方にまず見て欲しい。県内の方でも「見たい」と思っている人は多いみたいで、以前「どうにかして早く定期観光船を!」と訴えているおじさんを見ました。確かにですよね。私も思います。
でも、実現されるのはおそらくそんなに遠くないのではないかと前向きに信じています。このブログを見た行政の方がいたら、ひとつ、よろしくお願いします(^-^)



ちょっと分かりにくいかもしれませんが…写真、載せてみます。
movieでも撮ったのですがそっちの方が実際は分かりやすいです…でも見られない人もいると思うので写真にしました。







余談ですが私は新聞に載る率が高い方だと思う(笑)今までも数回ありました。
このたぎりを見た時のツアーにも新聞者の方が取材していました。
そして、翌日…
ど真ん中で楽しそうな笑顔の私が新聞に!自分でウケましたけど、ホントに楽しそうでした…(笑)
でも、「私、いつもこんな顔して鹿児島を楽しんできてるんだなぁ」と自分の事をひとつ、改めて知った気がしました☆

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